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殺人者の記憶法のryodanのレビュー・感想・評価

殺人者の記憶法(2017年製作の映画)
3.8
一風変わった趣向の作品。殺人鬼が殺人鬼を追う話。ローテンポで何度も記憶がなくなるからじれったい。あやふやな記憶に見ているこっちも惑わされる。愛娘に新たな殺人鬼の牙が向けられる。場違いな程異様な可愛さと色気を放つ娘。終始ドキドキ。アルツハイマーの悲哀も心が痛くなるが、連続殺人鬼となると複雑な感情移入しか出来ない。主演俳優の熱演もあってか、何処かリアルな感情表現。特に顔の芝居が秀逸。この顔で応援したくならない(笑)。たいしたもんです。もう一作とセットになっているみたいなので早速見てみたいです。
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