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悲しみに、こんにちはのmakiのレビュー・感想・評価

悲しみに、こんにちは(2017年製作の映画)
4.0
誰しも、大切な人を失った悲しみに真正面から向き合い始める、あるいはその現実を受け入れる、には時間がかかるのだろう。
少女のためを思って新しい環境へ送り出す親族と受け入れる親族。残された者たちは必死に少女を守り、時には少女のために怒る。

両親を失った少女フリダと新しい姉ができたと純粋に受け入れる幼いアナのやりとり、彼女たちを取り巻く大人たち、みなの心の動きが丁寧に描かれていて、とても素敵な作品だった。
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