このレビューはネタバレを含みます
これ意外と、やってること普通に面白い気がする。
ただ序盤が本当に、これでもかってくらいとにかくオーソドックス、娘を亡くしたサイコパスが、母親を亡くしたばかりの人間の隙に寄り添うストーカーの噺。全く惹かれない、隙多すぎ。
ただ、イザベル・ユペールが、とことん可笑しくなっていく様は、なかなか見応えがある。
もう少しクレイジーにしちゃって良かった気もするが、なんか最後の方は、何度も何度も繰り返されるのに癖になる。
普通に、笑うしかない。
黒沢清の『クリーピー』みたいなことしようとしたのかもしれないけど、敗しちゃった!という感じ。
怖くならないのが残念。