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ジョン・ウィック:パラベラムのbs3のレビュー・感想・評価

3.5
引退していた伝説の元殺し屋の復讐劇を描いた前二作に続く本作は、アクションとスタントのオンバレード。まるで見本市。馬や犬とのコンビネーション。特に、馬を活用したシーンは新鮮で面白かった。ただ、殺しのシーンは一層派手になりインフレ気味。超人を超えたゾンビ並みの不死身さで、若干興醒め気味。前二作では何気ない物による殺人テクニックが面白かったが、本作では本の利用くらいで物足りない。
復讐を遂げた伝説の元殺し屋の男。組織の掟やぶりである聖域での殺人を犯したため、懸賞金をかけられる男。組織と懸賞金狙いの殺し屋たちに追われる男。孤軍奮闘する男の運命は…
相変わらずのアクションシーンは、銃の弾込めなどリアリティが充実していたが、VFXが鼻に付くくらい活用されていたのが個人的には残念。演技陣が体を張って頑張っているシーンまで、特殊効果に見えてしまうほど。
設定やストーリーなどは考えずに、ただ楽しみたい作品。
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