わたがし

ターミネーター ニュー・フェイトのわたがしのレビュー・感想・評価

5.0
in IMAX
「ターミネーター2がこうなら俺はこうだ!!」みたいなターミネーター2ありきであえて新しいことする感じが、わざと親に反抗してテンプレな非行に走るガキっぽくて良かった。ダダンダンダダン!!って流してタイトル出すぜ!!みたいな感じの。でもそのダダンダンダダンの微妙なアレンジもキマってないしタイトルロゴも全然凝ってない感じとか最悪すぎる。ティム・ミラーは最悪
 ターミネーター2の名場面を彷彿とさせるオマージュもどきみたいなくだり、ダサいなあと思いながらもしっかりワクワクするし感動してしまう。ターミネーター2の記憶、USJのアトラクションの記憶たちが断片的に蘇って「ああ、そういえば俺はこうやって映画ってものを大好きになっていったんだなあ」と感慨に浸る。ジェームズ・キャメロン、何かとバカにされがちだけどやっぱりとんでもなく偉大な人だよ、という気持ちになる。それに対してティム・ミラーは最低
 わざわざあらためて言うほどのことでもないけど、やっぱりターミネーター2で完璧に完結しているよね、という結論にしか至らないムリゲーだと思う。でも女ターミネーターはやっぱり最高だったなあ。あのがっしりした体格と背の高さ。存在感だけで画面が良く観える。彼女の活躍だけでもこの映画は最高だったって言えるような気がしてきた。最高の映画でした!!
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