開明獣

マリア・ブラウンの結婚の開明獣のレビュー・感想・評価

マリア・ブラウンの結婚(1978年製作の映画)
5.0
開明獣、巨匠に挑戦する!の巻😌

今回の巨匠は、36歳で夭逝した天才映像作家、ドイツのライナー・ヴェルナー・ファスビンダー🇩🇪アタマノ悪い開明獣には、名前覚えるのに50年はかかるツワモノだじゃ😮

戦争で夫を亡くしたマリア・ブラウンは、利用出来る男たちを養分にしながらのし上がっていく。だが他の男といくら身体では交わっても、彼女の真の愛は戦争に行って帰ってこない夫一人のためのものだった・・・。

肉感的な魅力で男を惹きつけるマリア・ブラウン。ある時は、駐留している黒人将校と、別の時にはフランス人の実業家を虜にしていく。

一途な悪女の物語は、彼女が純粋無垢な愛に触れた時に、どんな化学変化を起こすのか、それが本作の焦点となってるようだ🤔

ある意味古典的で、ある意味、現代的な男と女の物語は、不思議に観るものを魅了してやまない😌

ル・シネマ渋谷宮下は、新しい劇場で綺麗なのだが、設計者は映画を観るユーザー視点にたってない、ポプテピピックなつくりにしてしまって残念無念、ねんねんころり💤スクリーンが上の方にあるから、背もたれがクビから上をカバーするくらいの高さがなくても大丈夫だと、タカをくくったのだろうけど、そいつは大きな大間違いだぜ、ルパン、じゃなくて、ル・シネマ。ルしか同じじゃないや💦

座高の高い人が、ちょっとでも前のめりに観てたりすると、字幕にかかったりすることがあるのと、何より、頭を禿げしく動かす癖のあるタコオヤジ(結構多い。ストレス溜まってるんだろうか?)が座ると、目の前の稼働物体が気になって映画に集中出来ないのでござる😔

ミニシアター系はこの手のつくりが多いよねー💦大手で改装したのに、クビをカバーしない座席にしたトーホー日比谷シャンテは、都内でもっとも行きたくない劇場だけど、ル・シネマも負けてなくて、しょんみり🥺上映作品はとてもいいだけに、腸が張り裂けそう。便秘にはいいかもしれないけど😑

その点、立地はラブホ街のど真ん中にあって最悪ながら、同じ死武夜にあるユーロ・スペースは、かなりの傾斜を列ごとにつけてるので、きりんなみのクビの持ち主でなければ、前の人が邪魔になることはない🦒

上映ラインアップがありきたりすぎる大手と、座席が見づらいミニシアター。双方のいいとこどりした劇場あったら嬉しくて、ナットウダンスをまっまりと踊りまくるのになあ🤔

* ナットウダンスとは、インドのナートゥダンスとは対極にある、にょんびりにょろろな踊り。観るもののHPとMPをさりげなく削っていく。伝説によれば、某開明獣は、よく謎の洞窟で、ダンゴムシやハサミムシ、カタツムリたちと、この踊りを踊っては世界を呪っているらしい。
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