お仕事で知り合ったホラーマニアな人から教えてもらったのですが、台湾のホラーをお勧めされたことがなかったのでワクワクしながら鑑賞。笑
凄惨なイジメにあう主人公。
ある日、いじめっ子たちが怪物を見つけることで標的が変わり、主人公は被害者から代わって、加害者に加担することになる。
「僕はあいつらと違う」「僕は君を助ける」と何度も怪物に訴えるが、前の日々に戻ることを考えると手も足も出ない…
怪物を虐めるシーンは人間の醜悪さがどこまでも浮き彫りにされて胸糞悪いのに、ポップな演出で進んでいくので、最後まで重くなりすぎずに観ることができる。
どのキャラも立っているのも見所で、先生といじめっ子の彼女が最悪を極めてます。
そして何と言ってもラストが120点。
ホラー映画でこんな最高な終わりある！？
カラーの使い方とかが、なんだか文化祭のお化け屋敷に迷い込んだみたいで楽しいけど、気持ち悪いの苦手な人にはおすすめできない作品。台湾映画はまだまだ未開拓です。
