ももぐり

娼年のももぐりのレビュー・感想・評価

娼年(2018年製作の映画)
3.8
良かった点
・濡れ場シーンに監督のこだわりが感じられた(良し悪しはさておき、力を入れているのは感じられた、殆ど18禁シーンですし)
・レビュー欄では痛いとのコメントが多いが、あの上映時間内でのリョウの変化(作業のようにガツガツ攻めるスタイルから、相手の意思を汲んだセックスに変わっている)を、視聴者にわかりやすく描写するためにあらゆる手段を使ったなという点が感じられた。

微妙な点
・演技が良い人もいればあまりお上手でもない方が居て、濡れ場にこだわる割にはお粗末な部分(放尿が長すぎる、傷跡がチープなど)など、力の入れる幅が目立つ点が多かった。
・最後の"試験"の描写はちょっと笑ってしまったので、もう少し演出をなんとか出来なかったのか、と思った。


2時間ものの、中身のあるAVを観た、という感想。もうちょっと人間関係の掘り下げが欲しいかなっと思ったので書籍の購入も視野に入れたい。
大事なところでお粗末さが目立ったので、☆4には届かないですね。