ももぐり

ゴジラvsコングのももぐりのネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラvsコング(2021年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

KOMを少し前に見てその余韻が少し残ってる内に鑑賞しに行きました。

良かった点
・映画全体の7割くらいがゴジラとコングの手抜き一切無しなボコり合い、素早く殴る蹴る投げるし、ゴジラも放射熱線もすごいスパンで吐き散らす
・前半はストーリー展開や舞台設定が急すぎて呆気にとられたが、一応ゴジラが暴れる理由やコングが相対するバックボーンもあり、マンネリ化しないタイミングで投入されたメカゴジラの経緯も触れていたので「なにしてんの?」感は薄いかもしれない
・コングの情緒が豊かに描かれていてゴジラとの差別化がちゃんとされているし、舞台はアメリカではなかったがビルに登るオマージュも少しあってニッコリした
・地下に突入するシーンがわりかし長めに、様々な演出で落下の恐怖を与えてこようとしていたので、もし4DXがあったらゾッとするし良い体験ができるかもしれない

気になった点
・KOMでそこそこ聡明で観客の期待する展開を持ってきてくれた少女マディソンがちょっとヤバい子になってしまって悲しい
・そもそも人間の情緒や人間関係があるようで実際は殆ど本編に影響がない程度のオマケだったので、陰謀論や地球空洞説や情勢諸々は初めから気にしなくても良かった
・メインキャストの吹き替えに本業ではない人が多いせいもあってか棒演技がやや気になる
・小栗旬の喋る時間がかなり少なく、もっと良い使い方をさせてもらえなかったのかと思う
・コングは急に海に連れ出されて急に南極に空から輸送されて急に地下に帰らされて急に実家に大穴ブチ空けられて、それらの道中ボコボコにされてちょっと可哀想かもしれない

色々書きましたが細かいことを考えずに脳筋映画を観る気持ちでいるのが一番いいです、楽しかった。