やまもとしょういち

カメラを止めるな!のやまもとしょういちのレビュー・感想・評価

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)
4.2
既存のテンプレートからはみ出し、予定調和を良しとしない、気骨ある映画だった。

映画を撮るべく撮っているというか、映画によって表現したいこと(目的)を、映画によって達成している(手段)という点が、この作品が特別であることの前提なのだと思うが、最近の日本映画でそういう作品に出会う機会がなかったから、とても感動した。

まだ誰も観たことのない映画を作りたい、という制作者たちの想いが刻まれた名作でした。