Maki

カメラを止めるな!のMakiのネタバレレビュー・内容・結末

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

公開:2018年
鑑賞:劇場2D

小規模上映のころから気になってウズウズ。
ネタバレ避け記事も特集もシャットアウト。
やっと都合がつき仕事帰りに観ようと予約。
さあ退社クリック♪直前にまさかの刺客が。
全国数万人を従える上位カースト副社長に
呼び止められ「こないだのアレさ~」とか
わあ待て待て待て今は「私を止めるな!」。

焦ったけどなんとかギリ間に合って、ふぅ。
そして感想は多くの皆さんと一緒で、うん。

面白いッ!そうくるかッ!それをやるのか!

ネタバレ知らず漕ぎ着けてほんとよかった。
表と裏の二部構成は過去にあったとしても
低予算や無名の役者でこれほどまで絶妙に
リズムと熱量と脱力をあれほどまで精妙に
練りに練り実現させた意気に感動と敬意を。
特に中盤から観客に謎の一体感が生まれて
笑いの連鎖=小波大波に揺られる心地好さ。
最後は結果知ってても全員応援してたはず。



ちょっと残念だったのは映画自体ではなく
序盤のドラマが終わる前に退場していった
お客さんが何人か居たので。もしかしたら
アレがずっと続くと早とちりしちゃったか
手ブレ酔いしたのか(私は気にならない)
後半の伏線回収体験されないの勿体ないな。
でも緊急なご事情だったならごめんなさい。



あと帰り道。ちょっと反省しちゃったなあ。
大画面と大音響を浴びたい作品でない限り
劇場スルーしてオ部屋鑑賞になりがちな私。
今回も少しそれ頭の片隅をよぎったけれど
満員の劇場で観る価値が溢れた技あり一本。

きっと多くの業界人は嫉妬や悔しがったり
俺達や私達も奮起しているんじゃないかな。
かつて映画づくりを諦め退いたひとたちも
呼び戻してしまうかもしれない麻薬の一本。

監督含めスタッフや役者の皆さん
機を見て全国拡大決行した皆さん

お見事です(≧∇≦)
Maki

Maki