やまぞう

レイニーデイ・イン・ニューヨークのやまぞうのレビュー・感想・評価

3.0
ウッディ・アレン監督&ティモシー・シャラメ、エル・ファニングという今人気の若手俳優が主演というせいか、
こんな時期にも関わらず、まあまあ劇場が混んでたなぁ。

大学生カップルのギャッツビーとアシュレーは、週末にニューヨークへ小旅行に。
アシュレーが大学の課題として、マンハッタンで有名映画監督の取材をすることになったのをキッカケに、
NY生まれのNY育ちでありギャッツビーが、アリゾナ生まれのアシュレーにNYの街を案内し、
二人でロマンティックに過ごす計画を立てたのだった。

がしかーし!
NYに着いたら雨が降ってるわ、映画監督の取材に行った恋人アシュレーはなかなか帰ってこないわ、
ギャッツビーが立てた計画は何一つ上手くゆかず。。。

NYの裕福な家庭に育った都会っ子のギャッツビーは、成金の両親に反発し、
「クソみたいなハイソな連中と飲むのはごめんだ」とパーティーを拒み、
“ノスタルジー症候群”を自称する、ちょっと気難しい男子。

アリゾナ生まれのアシュレーは、有名監督はじめ次々と出会う映画人たちに舞い上がり、
恋人との待ち合わせをドタキャンしまくり、華やかなパーティーで浮かれまくり、
まぁ、天真爛漫っちゃーそうなんだけど、端的に言えば田舎モンのミーハー女子である。

冒頭ではラブラブだった二人だが、NYに着いたとたんにすれ違いまくり、
(つーか、ほとんど一緒に過ごせてない…)
この二人、大丈夫か??と思ったところに、セレーナ・ゴメス演じる知的で毒舌美女のチャンが加わり、
雨のマンハッタンを舞台に、ウッディ・アレン監督らしいロマンティック・コメディが繰り広げられる。

作中の、ティモシー・シャラメのピアノ弾き語りがイイ。

まぁオシャレっちゃーオシャレなのかもしれないが、可もなく不可もない、サックリ観れる映画。
やまぞう

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