原作からしてうっすいうっすいハムカツみたいなものを映画にしたところでノンカロリーなわけだが、ここまで内容ないと清々しい。
もともとアゲ太郎はフロアととんかつをアゲてchillするだけの名作。なんだって映画化するのか不思議でならなかったが、人畜無害でゆるくて平和なとんかつ世界を求めてるところをなんだって感動作品めいた味付けにするのか。漫画実写化の邦画は御涙頂戴の良い話にしなきゃならない契約でもあんのか。あるとしたらクソクソアンドクソなので考えた奴は地獄に落ちてほしい。アゲ太郎の崇高な世界観が台無しである。ロースカツを素手でつまんで食べて機嫌を直したい。