しちれゆ

ゲティ家の身代金のしちれゆのネタバレレビュー・内容・結末

ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

【一番印象的だった場面】
最後の方で犯人たちがテーブルを囲んで札束を数えている。それが皆んな(殆ど?)女達なのである。これ イタリアンマフィアの家族主義を表していて面白かった。

【は?だった場面】
マフィアに雇ってもらえた元誘拐犯のチンクアンタは段々ポールに情が移り、助けてあげたいと思うようになる。← 多分移民で貧しいチンクアンタ、下っ端とはいえそんなゆるキャラでいいのか!冷徹に、冷徹に。

【どうせたいしたヤツにはなれないという場面】
誘拐されたジョン・ポール・ゲティ3世
両親が離婚してもうオジイチャンの庇護からは離れたはずなのにボンボンふうに街をのしている。最後母親ゲイルの横でボーッと立っているだけ。主張がないというか受け身というか。最初から最後までいきいきとしてない。
この人母親に「あなたは誘拐という過酷な経験をして辛い目にあって耳まで切り落とされたんだからこれからの人生 好きなことして楽しく生きていいのよ」と言われ、ずっとのらりくらりと生きていきそう。
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