こぅ

ユージュアル・ネイバー/マッド・マザー 生贄の少年のこぅのレビュー・感想・評価

2.2
あのデヴュー作【ヘンリー】の荒削りな才気の全く消えた
ジョン・マクノートン監督による、【親子愛スリラー】。

意味深で殆ど意味の無いアバンタイトル。

やはり、冒頭で主役とジャンルの明示が無い脚本は不出来な
定義有り。

これじゃ下半身不随の美少年アンディと最近越してきたばかり
で友達のいない美少女サマンサとのまんま可愛い恋物語だ。

テンポが恐ろしくスローで、50分近く展開に動きが無く、
集中力を削がれた。

やっと展開動いたと思ったらまた停滞トンネルに入る、、

早よ◯◯に通報すべき〜
60分で纏まる話を時間を稼いでいるとしか思えない間延び。

小さなどんでん返し(結局これピーク)を経て、、

すっかり【貫禄付いた】サマンサ・モートンがマッドマザー役
で【ミザリー】のキャシーを彷彿させるが、怖さはその比では
無い。

パパ役、マイケル・シャノンが怪しいのは顔(目つき)だけ。

パパのついに意を決した行動は素晴らしい(てか、元々の
キャラ自体)←本作で一番褒めたい。

美少女サマンサの祖父役、ピーター・フォンダの眼差しが
優しい。


クライマックスはグダグダ〜
ラストは後味良さげだけど、ええ〜⁉︎⁉︎


*注意
レンタル版本ジャケ写にはネタバレ有り。
こぅ

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