しょうちゃん

スパイダーマン:スパイダーバースのしょうちゃんのレビュー・感想・評価

4.5
2019年16本目の劇場鑑賞。
IMAXレーザーGT3D(字幕版)で鑑賞。

初代スーパーマン=ピーター・パーカー亡き後の世界を舞台に、
2代目スーパーマンとなった少年マイルス・モラレスが、
時空のゆがみによって異次元からこの世界に飛ばされてきた様々なスパイダーマンたちと力を合わせて世界の危機に立ち向かう姿を、
最新技術を駆使した革新的映像表現とともに描き出す。

アニメーションだからスルーしてお家で観てもいいかなと思いがちですが、
映画館で観ることをお勧めしたくなる映像体験が用意されています。
「スパイダーマン」シリーズの全く新しい作品で、
全編がコミックの世界観でありながらCGと手書きで制作された作品。
本作は複数のスパイダーマンが存在する世界が舞台となり、
ハードボイルド風、
カートゥーン風、
萌えキャラ風など
アニメーションならではの表現で楽しませてくれる。
遺伝子操作された蜘蛛に咬まれ、
スパイダーマンになった主人公マイルス・モラレスは、
基本的にピーター・パーカーと同じ能力だけど、
身体を透明にするカモフラージュ能力や触った相手を麻痺させるヴェノム・ストライクなど、
彼だけのパワーもあるのが面白い。
実写版の「スパイダーマン」シリーズは、
サム・ライミ版、
マーク・ウェブ版、
ジョン・ワッツ版とありますが、
冒頭を見る限りサム・ライミ版からの続きだったのは嬉しい。
コミックがそのまま映像化されたかのように、
統一感のないデザインでも違和感なく同じ画面で見えるが凄い。
映画館での鑑賞をお勧めします。
しょうちゃん

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