ドットから始まった世界は進化して、今や目の前にいるかのように見える。映画のテーマと同じく、ポケモンとの共存は夢の世界じゃ無くなった。
デジタルの世界に吸収されるのではなく、あくまで人がいて、そこにポケモンがいるからこそ、この世界(ポケモンワールド)は面白い。それはポケモンの根源的なテーマなのだろうと思った。
まだまだ惜しいと感じる部分はあったが、ポケモンのデザインの良さを損なわず、生き物として上手く現実に落とし込めているのが素晴らしい。それだけでこの映画は観る価値があるだろう。
ふさふさしてるピカチュウを受け入れられるそんな時代になった事を素直に喜ばしいと思う。