あんへる

響 -HIBIKI-のあんへるのレビュー・感想・評価

響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)
3.6
原作は未読です。
正直、どーせ只のアイドルムービーだろ?くらいの感覚で観始めました。

違いましたね。
ごめんなさいw

主演の平手さんの演技と言うか、彼女自身の存在感がとても魅力的で惹き込まれた。

こんなこと言うとファンから叩かれそうだけど、彼女のルックスを特別美しいとは思わないし、別にそーいうことを言ってるんじゃない。
醸し出す独特な雰囲気、ただそこに居るだけで人を魅了できる様なオーラが彼女には備わってると感じた。

ある意味(良い意味)でアイドルらしくない。
その点、この“響”という役柄にもとてもハマってたし、きっと彼女にしか演じることのできない役だったんじゃないかなーとか思った。


まぁそもそも、たぶん原作が面白いんだろうね。
それを上手いこと実写化しました!って感じが所々滲み出てる気がする。

少し非現実的ではあるけれど、アンチヒーロー的なキャラクターは好きなんで、観ててとっても痛快。

ただね、凡人の現実的でつまらない戯れ言を言うと、あんた流石にちょっとわがまま放題し過ぎやでw
天才だからって何やっても許されるって訳じゃない。
周りの大人達は少し甘やかし過ぎじゃないですかい?
あのまま大人になったらきっとロクな人間にならねぇよ。
あんへる

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