吉田ジャスティスカツヲ

未来のミライの吉田ジャスティスカツヲのレビュー・感想・評価

未来のミライ(2018年製作の映画)
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スコア5.0からスコア1.0まで【観た人のここまでの人生経験や立場で、いくらでも変動する映画】だと思います。


私はいつの間に脚本協力したのでしょうか?

私の身元バレになりますが、私が4〜5歳の頃…
今作の主人公:くんちゃんの家や、例えばクレヨンしんちゃん野原家と
【家族構成、庭があること、人物配置からペットの種類まで丸かぶりでして😮】

だから私にとってはスコア5.0を差し上げたくも…
一人でも構成が異なったり【まして兄妹が居ない方】には、ドンドン減点される映画だと思いました。
それが私の未採点の理由です。


“新しい家族”に両親の愛情を奪われ、ジェラシー全開の4歳児の兄が主役。
また両親にとっての“子育てあるある”など【一番似てる映画はボス・ベイビー】かもしれません。
しかしながら、そこは家族愛を描けば激アツな細田守監督です。

映画全体が起承転結の組み立て方でなくて、テーマをもった全5章の短編仕立てです。

そんな4歳児の冒険物語は、一軒家における小さい庭という【実は全編通してまったく場所が動かない】お話なのですが、そこから見えてくる家族の壮大なドラマが見所です。

過去作品に比べて、過剰な演出やサプライズは用意されていないものの、改めて“家族の絆・繋がりとは?”を考えさせられますよ💪


ん…
学生時代までの人生がくんちゃんと丸かぶりの私が、敢えて文句をつけるならば…
【エピソードが全然足りない。この2倍は作ってくれないとね。くんちゃんはまだまだ未成熟だから】です。