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15時17分、パリ行きのTrueRyのレビュー・感想・評価

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)
3.1
短くてサクッとみれる作品、鑑賞後にクリント・イーストウッド作だと気づいたが、普段の彼のような作風ではなく、事件に対して勇気をもった行動を行った若者達を讃えたかったのだろうな、という印象。特に映画としては特筆すべきところはなかったかな。

実際にアムス→パリ行きの電車内でおきた事件に巻き込まれた3人の若者たちが友情を育む様とその後を描くパートがメインだが、その3人が実際の人物として出ていると鑑賞後に知る。おそらくこの映画の意味はそこだろう、作品として彼らの勇気と行動を後世に残すべき、との。

個人的にはローマ→ベネチアと実際に行ったことのある地へ彼らが旅行するのは親近感w、もう少しドラマがあるかと思ったが、淡々と描かれておりあっさりと終わったな。しかし彼らのおかげで大きなテロとなる可能性があったのを防げたのは素晴らしいと思う。
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