祝・700本目のレビュー。 gyaoで視聴。アメリカのロマンティック・コメディ
アメリカの国務長官として活躍する才色兼備なシャーロット・フィールドは、大統領選への出馬を目前としていた。そんなある日、シャーロットが出会ったのは、ジャーナリストのフレッド・フラスキー。才能はあるものの、頑固な性格があだとなり、職を失ってしまう。一見、接点もなく正反対な2人だったが、シャーロットはフレッドにとって、初恋の人だったのだ。予想外の再会を果たした2人は、思い出話に花を咲かせる。その後、シャーロットは若き日の自分をよく知るフレッドに、大統領選挙のスピーチ原稿作りを依頼。原稿を書き進めるうちに、いつしか惹かれ合っていく2人。しかし、越えなければならない高いハードルがいくつも待ち受けることに…
私好みの、最強のロマンティックコメディだった！
冴えないジャーナリストが、女性国務長官（次期大統領候補）と恋を育む！？ 設定だけでもはやファンタジーだが、これぞ現代の美女と野獣なのかもしれない。
ギャグも冴えてたが、作品内で提示される価値観も冴えていてグッド。黒人の友人（共和党員）に「黒人だから…（民主党員だと思っていた）」「それは人種差別だぞ」というやりとり。「相手の立場に立って想像しないとだめだ」と説教されるくだりもあり、「分断」化がすすむ現代の社会を反映している。
メディア王のトランプみたいなやつ（当然悪人）が出てきたりと、やりたい放題でとても面白かった。
