Jun潤

仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判のJun潤のレビュー・感想・評価

3.5
2018/12/09

DVDでようやくアマゾンズを見終えたので見ました。

S2の最後で生き残ったアマゾンが悠と仁の二体となっていたため、4Cから狙われる悠から物語が再開。
絶滅したはずのアマゾンが出没する森の中にある施設を軸に物語が展開していきます。
アマゾンを家畜として育てる牧場であることが明らかとなり、その養殖に一役買っていた仁さん、目の前にいるアマゾンを守りたいが、自身の運命を受け入れている子供達に困惑する悠。
それぞれの歪んだ運命がついに衝突し、因縁の対決に決着がつきます。

アマゾンが人間を喰らうS1、人間がアマゾンになるS2ときて、ついに人間がアマゾンを喰らうとこまできましたね。
悠とムクのやりとりにより、生きるとは、食べるとは、という深いテーマに仮面ライダーが切り込んでいくのは怖さがありつつ、なかなか見ごたえのある描写になっていました。
そして人間を守るためにアマゾンを狩ってきた仁が人を殺し、アマゾンとして目の前の守りたいものを守っていた悠が守りたかったはずのムクを食べ、もはや戻ることができなくなった二人の食い合いが始まります。

終盤、生き残った子供達と共に生きることを決めた美月、七羽の幻影に看取られながら息をひきとる仁、戦いに生き残りどこかへ旅立つ悠。
主要3人は明確に結末が描写されましたが、アマゾンは今後どうなっていくのかが予想つきません。
生き残った悠が人々を守っていくんだろうなということで、気持ちよく完結したかなと思います。
Jun潤

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