松原慶太

アガサ・クリスティー ねじれた家の松原慶太のネタバレレビュー・内容・結末

2.6

このレビューはネタバレを含みます

アガサ・クリスティ原作。ポワロやミス・マープルなど、シリーズものが多いクリスティには珍しく、これといった名探偵が登場しない作品。

大金持ちが自宅の豪邸で毒殺される。家族は全員クセの強い怪しい連中ばかり(脇役陣は好演)。古式ゆかしいミステリーの雰囲気。クリスティ自身は原作を生涯ベストのひとつに選んでいたらしい。

いちおうチャールズ・ヘイワードという元外交官の私立探偵が主人公なのだが、こいつがボンクラでキャラ立ちしていないので、どうにもストーリーを追うのが億劫。伏線の張りかたもなんかアンフェアなんだよなー。

最後まで観て、あっこれ「◯の悲劇」では...と思ったが、たぶん気のせいでしょうw
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