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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのSsknのネタバレレビュー・内容・結末

4.8

このレビューはネタバレを含みます

はい傑作。
全てのシーンが愛おしい。
シャロンテートが、クリフ・ブースが、リック・ダルトンが、まさにそこで生きているかのような実在感。(シャロンテートは実在だけどさ)
1969年のハリウッドで中年の危機に瀕するリックと親友クリフの日常が淡々と描かれるけど、とにかく多幸感に溢れていてずっと幸せな気分でスクリーンを見ていられる。
惨劇の日に少しずつ近づいていくのを観客は分かっているから、それでも推進力が生まれる不思議な構造。
ハリウッドを舞台にしているから劇中劇でアクションが観られるのも賢い手法だし、シャロンテート(本物)を劇場で観るシャロンテート(マーゴットロビー)を劇場で観る我々という入れ子構造も面白い。それにシャロンテートが全てのシーンでいじらしい。
子役の女の子もヤバい。なんじゃあの美貌と貫禄は!!

イングロリアスバスターズのあの衝撃再び!!な最後の爽快感も素晴らしいですね

あー、あと10回は見れます。二回観たけどもう既に今からまた観たい。
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