2020.2.3 DVDで鑑賞。
映画館に見に行かなくて良かったと正直思いましたし、ブルーレイも買わなくて良かった。
あまり面白くない割には3時間弱の映画と長すぎる。
面白みに欠ける話でもそれなりに最後まで見せ切ってしまうのはやはりタランティーノならではというところでしょうか。
タランティーノだけではなく俳優の名演も有ったからこそかな。嫌いなデカプリオでさえ何か凄く良く見えたし、ブラピは淡々と抑え気味の演技でも見せ場ではしっかり印象を残していたし。
マーゴットロビーがシャロンテートを演じると聞いた時はあんなゴツい顔では無理と思ったけどタランティーノが上手に撮ってくれてたので気にならなかった。
あとはタランティーノの人脈でチョイ役ながらそれなりの俳優陣を取り揃え、また69年に活躍していたであろう有名人の実名がバンバン出てくるのは楽しかったけど、正直全然似てなかったね。
そして最後だけは俄然盛り上がった。それこそタランティーノらしい暴力描写って感じで。
公開前にやたらとシャロンテート惨殺事件やマンソンファミリーの事を取り上げてたけどあくまで時代を象徴するスパイスと言う扱いだし、本作はハリウッドのお伽話で歴史を捻じ曲げていると言うのがオチなのでしょう。
だいたいシャロンテートを知らない時代に生まれた人は混乱してしまわないか心配です。
今週末にいよいよ本年度のアカデミー賞授賞式が行われますがゴールデングローブ賞に引き続きプラピにはオスカーも受賞してもらいたいですね。頑張れ!