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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3のhiroyokoのネタバレレビュー・内容・結末

4.4

このレビューはネタバレを含みます

素晴らしいシリーズフィナーレ!
ガーディアンズで涙腺崩壊でした。
本作はロケットの生い立ちが物語の軸。
初っ端の曲、レディオヘッド名曲creepのアコースティックver!この歌詞がロケットのストーリーを暗示していて、いきなり泣かせる。ズルいわ〜ジェームズガン。そして、様々に語られる家族、仲間の繋がり。ロケットの実験体の仲間、ドラックスの父と子、ガモーラとネビュラの姉妹、ウォーロックの初めての絆、クイルのガーディアンズという家族。幾重にもドラマが重なる。だから、ラストの子供を救いに行くあのシーケンスは、涙腺が完全に崩壊。いや、カッコ良すぎるでしよ、あの一列は!そしてその後に続くアクションの演出のカッコ良いコト!このシーケンスはMCU屈指ではないかな。編集が上手く、超長回しのような、しかも全員のアクションのキャラクターをしっかり反映させた、流れるような演出。ジェームズガン、流石です!
ハイエボリューショナリーのヴィラン造形も巧み。神になりたかった男。動物を進化させて、ヒト文明を模したら、結局今のヒト社会の悪しき面が再現されるのは、最大の皮肉。知性の閃きの再現は、偶発性。その知性を得たロケットは、最高に感情で生きている。今の自分を肯定したら、未知の可能性が皆にある。そんな作風だから、ウォーロックがガーディアンズになるのも頷ける。
また、ガーディアンズの活躍が観たい!
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