秀雄

クリード 炎の宿敵の秀雄のレビュー・感想・評価

クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)
4.7
劇場で見る機会を逃し、DVD レンタルが出るのを待ちわびてやっと拝見出来ました😄

前作がとても良かったのとロッキーシリーズが好きでしたので期待大での鑑賞✨

アポロクリードの息子アドニス、そのアポロクリードを葬った宿敵、イワンドラゴとその息子ヴィクタードラゴの闘いを描いている。

以前イワンドラゴがロッキーに敗れたことで祖国であるロシアにて悲惨な扱いを受け、その復讐心を息子のヴィクターに想いを託し最強のヘヴィ級の戦士へと育て上げていた...そしてアドニスがヘヴィ級チャンピオンとなり、復讐の舞台が整いドラゴ親子が挑戦状を叩きつける。

アドニスも前作から付き合っているヴィアンカに結婚を申し込みまた二人の子をお腹に授かり、アドニスとヴィアンカ共に「親」になる事への戸惑い覚え、そのなかで父アポロの敵からの挑戦状を受ける...

アポロの戦友でありアドニスのセコンドでもあるロッキーバルボアは、復讐の鬼神と化したドラゴ親子に脅威を感じながらアドニスの力量に不安を憶え試合を止めるよう促すが、アドニスのにはそのロッキーの「気持ち」が届かずロッキー自身もアドニスのセコンドから身を引く事になる...

そしてドラゴとの試合に臨むことになり、ドラゴの一方的なパワーに屈する試合内容であったがアドニスがダウン中に追い打ちのパンチを叩きつけヴィクターの反則負けとなる。
当然アドニスも負けを自覚しヴィアンカとの結婚生活にも影を落とし影響していく。

アドニスとヴィアンカの愛娘の誕生により、アドニスの気持ちにも変化が訪れ自分自身が何のために闘うのかを深く自覚し、そして遠く離れた駆けつけたロッキーとも和解し、ヴィクターとの再戦を決意し「クリード」として歩んでいく‼️


この作中で、イワンドラゴの祖国から受けた「仕打ち」によって生活感や老け、復讐心の想いがドルフラングレンの表情に滲み出ていて、今作の出来栄えを上げていると思いました✨

更には、ロッキーの成熟した静かな存在がいぶし銀のように要所を固めている✨
ロッキー自身の息子との確執がアドニスとの事に上手に重ね、うまくアドニスファミリーと関わりをもって互いに「糧」となっていますね。

作品終盤のヴィクターと決戦‼️

もう何でしょうか🤩これ程ボクシングをワクワクさせてくれる映画は無いのではないでしょうか‼️‼️

実際の試合ではあり得ないような「殴り合い」もありますが😅それでもアドレナリンが出まくる闘いの数々🤣

クライマックスのシーンではあのロッキーでの音楽‼️ヤラレてしまい涙が😭🤣

改めて思いますがロッキーシリーズを観ると不思議な「涙」が出ます✨✨✨

ワクワクというか高揚感からくる歓喜と感動が混じり合った、良い意味で後を引く「涙」でしょうか✨

きっとクリード3もあるのでしょうか?
素敵なスポ根映画⁉️✨またお願い致します😄
秀雄

秀雄