ちゃんとした英国映画。
英国作品に共通する
彼らの気質ような
空気感のような
そういうものが、
漏れ漏れで萌え萌え。
モスグリーンの画面。
徐々に木々が浮き立ち
ブルーグレーになっていく
ヨークシャーの風景。
監督のこの場所への愛を
このショットと
ラストの青年の選択で感じる。
家族を嫌いなわけでも
畜産が嫌いなわけでもない。
ただ今の暮らしに光が見えない
閉塞感と孤独感。
お酒を飲むことと
衝動的な性行為でしか
誤魔化す事ができない青年が、
ふらりと現れたら男と過ごすうち
彼の優しさに触れ、
少しずつ心が溶け出す物語。
ハグして包み合うって
シンプルに
気持ちをまろやかにするのね。
青年の全てを察した家族の表情、
グッときます。
仔羊が仔羊の皮を
着込んじゃうシーン。
個人的にはツボ。かわわ❤︎
Ammonite、今から楽しみ。