カフカのオテサーネク

来るのカフカのオテサーネクのレビュー・感想・評価

来る(2018年製作の映画)
5.0
中島哲也監督の「こういうの嫌よねぇ」がたくさん詰まってて楽しい映画。

・旦那の実家に行ったときのアウェー感と旦那のマイルド亭主関白が嫌。
・結婚式ってイベントの茶番感と交遊関係広い奴あるあるの薄っぺらい友情が嫌。
・真新しいマイホームでのホームパーティーで旦那が「俺の人生、マジ最高‼️」って勘違いしてそうな感じが嫌。


キャストの演技も良かった。

妻夫木君の糞イクメンパパが絶品‼️
ああいう"父親(笑)"いるよね。

黒木華さんの何も意見できない"奥ゆかしい奥さん"も絶品❗
糞旦那のマイルド亭主関白に振り回されてだんだん壊れていくところもGOOD。

まさか柴田理恵があんなカッコいい霊感ババアになるとは思わなかった❗
(創価の宣伝塔だけじゃなかったのね)

みんな大好き松たか子演じる最強霊能者が出てくると映画「カルト」方面の霊能バトルモノになってくのも驚いたなぁ…。

「ヘレディタリー」とか「葛城事件」みたいなクソ家族モノが好きなひとにはオススメ。