このレビューはネタバレを含みます
映画製作のために、ロケハン先の温泉でゾンビものの脚本書いてたら、書いた内容が現実になっていって、御一行がゾンビに皆殺しにされる話。
「良い映画を作るならそのクソみてぇな個性は棄てることだな」的なこと監督の人が脚本家に言うんだけど、そういう考え方する監督は多いのか?
個性を出すのは俺の仕事だ、的な俺様主義なやつ。
そんな事言う奴はこんな目に遭えば良いっていう作り手のリビドーを感じた。
監督が頭斬られてレイ・リオッタみたいになったり、卒塔婆で腹ぶっ刺されて死んだ女社長がストリップ踊るためだけに蘇生させられたり、ちょけてるのか一生懸命やってこうなったのか迷うところ。
カチンコで首飛ばされた警官の頭がギリシャ彫刻の首に乗っかって彫刻が完成する、という雑なボケでやっとちょけてると分かった。
パンフの紹介通りジェットコースター・ムービーではあった。一度上がったテンションが一度も下がることなく最後まで走り抜けてた。
温泉街のゾンビやのに弱点温泉て、、笑けるわ。