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ここは退屈迎えに来てのsingerのレビュー・感想・評価

ここは退屈迎えに来て(2018年製作の映画)
3.3
んー、コレは正直、観るタイミングが物凄ぉーーく良かったかも。
というのも、最近観た映画で、
結構印象に残った俳優さんたちがズラリと出演してて、
今の自分的オールスターキャストだったのが、もう最高でした。

橋本愛。
こないだ観た「オズランド」では、珍しく明るい役で意外だったけど、
今作でも普通の女の子という感じの役ドコロ。
ちょっと綺麗過ぎてハッとするような場面では、
浮いてしまうくらいの美しさも感じさせつつ、
でも、語らずとも表情で語れるような演技も光ってたのが良かったです。

渡辺大知。
「勝手にふるえてろ」、「寝ても覚めても」と観て、
今作でも脇をガッチリ固めつつ、異色性も出せるという、
稀有なポジションの役者になってきたなぁと。
でも、そろそろ3枚目から昇格する演技も見てみたいですね。

柳ゆり菜。
先週、「純平、考え直せ」での素晴らしい演技を見たので、
その印象を確実なものにしたという感じでしたね。
今作でも、いい表情が幾つか見れたし、
それがとても自然で、すっかり女優さんだなぁと思いました。

成田凌。
「劇場版コード・ブルー」、「スマホを落としただけなのに」、
「愛がなんだ」と観て、
それぞれに違ったアプローチをしてるトコロは、本当に凄いと思いました。
今作では、歳の重ね方の演技がホントに上手かったですね。
後、この人は声が良いんだよなぁ。
で、その間の取り方とか、タイミングとかが上手い。
自分的には、もうこれでお気に入りの俳優になりましたね。

フジファブリック。
エンディングテーマは良かったけど、
劇中に「茜色の夕日」を持ってくるのは反則だなぁと。
そこは譲ったとしても、正直、もっと上手く使って欲しかったなぁ。
ここを上手く魅せてくれたら、もっともっと良い作品になったのに。

で、最後。
岸井ゆきの。
こっから、映画とは別の余談です。
数日前に「愛がなんだ」を見たんで、
その結末には思わず「ええーーーーーっ!!」となってしまいました。
なので、「愛がなんだ」を観て、今作を観てない方が居たら、是非観て欲しいです。
で、その「えええーーーーっ!!?」を分かち合いたい気分になりました。
それくらい、ビックリしましたね。
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