ぶちょおファンク

詩季織々のぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

詩季織々(2018年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

クリップしてた作品。

アニメ映画『君の名は。』を手がけたコミックス・ウェーブ・フィルムによる
中国を舞台に3作からなる短編集。
各話ざっくり◎◯×にて評価。

『陽だまりの朝食』◯
誰にでもある“故郷の味”や“淡い恋の想い出”を切なくも上手く表現していたと思う。
ただ“ビーフン(スープ)”という食べ物になんの思い入れもないのでそんなに刺さらず。
焼きビーフンならもう少し共感できたのかも?(笑

『小さなファッションショー』×
モデルで陽キャの姉、服飾系学生で陰キャな妹による至って普通すぎる展開。

『上海恋』×
画のクオリティーはこれが一番上手いと評価しますが、こちらもベタな展開で脚本はイマイチ。


☆総評
新海監督作『秒速5センチメートル』と『言の葉の庭』のテイスト“中国版”といった趣き。

オムニバスとしては某群像劇オマージュのように“飛行場”から始まり終わり、“衣食住”や“変わることと変わらないこと”等々をテーマに手堅くまとめてはいますが、もうワン…ツー…スリーパンチは足らない。

2021年26本目(+短編3本)