イスラーム映画祭3で鑑賞した1973年製作のインド映画。
1947年印パ分離独立時パキスタンへ移住せずインドに留まったムスリムの家族が襲われた悲劇。
当時起きた虐殺などの直裁表現はせずに生活の様子を…
これでもかという、檻のイメージの反復
→鳩の寓話
→青空への解放
解放される瞬間のズームアウトは素晴らしかったが、無理な解放はやはり歪をもたらし、青空は夕暮れとともに血に染まる。結局は鳥かごの中。…
ラホール訪問の際に、印パ分離独立に伴い、ムスリムがパキスタンに、ヒンドゥー教徒がインドに移住したことを知っていたが、その裏にはこの映画の家族のように数多くのドラマがあったのだろう。苦しい状況において…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
印パ独立の際に、インドに残ったムスリムの苦悩が描かれます。職も家も追われ、大事なものを失い続け何も無くなっていく。こうも宗教対立というものは悲しみをうみますか。
ムスリムだからと何度も落とされる就…