けんたろう

嵐電のけんたろうのレビュー・感想・評価

嵐電(2019年製作の映画)
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白塗りメイクの車掌さんのホラー映画。

「京都弁」という言葉を京都の方が言うことに変な感じがするのは、偏見なのかななんて思った。
もしそれが偏見だとしたら、ぼくの京都への憧れはなんか弱くなっちゃうていうかなんというか…

でも!そんなことは物語には全く関わらないことだ!!てことで、面白い作品でした!

三者の恋愛模様や夫婦関係が、それぞれ不思議な雰囲気を持っていて、みなまで言わず精神を感じました!

そして今作の見どころでもある、嵐電。
三者に無理くり介入してくるのですが、この嵐電には狐と狸が乗っているんですね!
この狐と狸が、他のシーンとは一線を画しています。というのもこの狐と狸が、体の力を一気に抜けさせるんですよ。
TVドラマと違ってCMのない映画において、こういうのは新しいなぁなんて思いながら、激すべりの狐と狸に同情しました。


でもなんと言っても市電ですよね❗️市電ってなんでこんなにも魅力的なんでしょう。
もう市電を乗り継いで乗り継いで全国縦断したいってくらい(できるわけないんですが)魅力的❗️
市電の中で生まれて市電の中で生きて市電の中で死にたいなぁとか、普通の人なら思っちゃいますよね❗️わかりますわかります❗️

種類とか形とか詳しいことは1つもわかんないけど好きですわん‼️
というわけで、子午線くんこれからもがんばれ‼️