けんたろうさんの映画レビュー・感想・評価

けんたろう

けんたろう

ジェントルメン(2019年製作の映画)

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ロシア人が一番怖いおはなし。


すべて映画に絡める無理矢理な感じ、サイコウだ!
もう、色々なものが可笑しくてしようがない。

けれども、格好いいところはやっぱり格好いい。マシュー・マコノヒーもチャー
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

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倫理観ぶっこわれてるおはなし。


自分勝手に生きてきた彼らが、漸く見つけたもの。
表現が適切かどうかは存じませんが、やはり誰かの"もの"になるというのは、きっと幸せなことなんでございましょう。

友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

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方向感覚が狂うおはなし。


冷たく無理解な大人たちによる、ルールの強制、支配の正当化、理不尽な命令の数々。そんな境遇にあっても、ひとり純心を忘れず、理に基づいて友を探し続けるアハマッドの懸命な姿に、
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ノマドランド(2020年製作の映画)

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Amazonのおはなし。


「アメリカ」を観た感じがする。

劇中、彼女は、ホームレスではなくハウスレスなんだと言った。
終始喪失感の充満するこの映画に於いて、果たして本当にハウスレスなんだろうかと
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戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

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サンタさんのおはなし。


映画館で聴く戦メリは、やはり堪らないものでございます。予想はしていましたが、この何かが浄化されてゆく感覚は、やはり実際に暗闇の中スクリーンで観なければ解りえないものでござい
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るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

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真剣佑がムキムキのおはなし。


しょうじき物語には、ぎゅうぎゅうに押し込まれたような印象を受けざるを得ない。最後も、いやにアッサリしてしまったよう感じる。

しかしそれを軽く凌駕するアクション、そう
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第三の男(1949年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

講演ドヘタクソなおはなし。


友情と恋情とに悩み、また親愛なる友の非道な行いを許せず、いよいよ西部劇へと続く二転三転した物語が面白かった。謎の男の存在や、敵となった友との対峙、三文作家がゆえのユーモ
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光のノスタルジア(2010年製作の映画)

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それでもなおキラキラしているおはなし。


拷問と虐殺の過去、宇宙の起源、人類の軌跡。それらが交わる光のノスタルジア、アタカマ砂漠。

あまりにも無謀な、しかし決して諦めない姿勢、そうしてそのすべてに
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

嗚呼、これは、『インターステラー』であり『2001年宇宙の旅』でありスター・ウォーズであり、ホドロフスキーであり、ウルトラマンであり、西部劇であり、『風の谷のナウシカ』(漫画)じゃないか。なんという物>>続きを読む

Shall we ダンス?(1996年製作の映画)

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その一言さえもが愉しいおはなし。


キャラクターの配置が抜群に上手い。そうして一人一人がまあ魅力的。コメディリリーフも活きていて、謂わゆる完成度はとても高い。

ときに笑えて、ときにじんわり。コミカ
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最後に笑う男(1949年製作の映画)

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強がる道化のおはなし。


絶対の信頼がなければ成立しない空中ブランコに因縁を持たせることで、手に汗握る展開を生み出すアイデアに脱帽。

そのハラハラする関係と、可憐な女の組合せは素敵だ。峰さん(滝沢
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雨月物語(1953年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

クソ野郎共と素敵なご婦人方のおななし。


若狭邸。浜のようなところで見られる、夢ともうつつともつかぬ映像美。映像と映像の繋ぎ目は溶け合い、空間と空間の間隙や、時間のそれは消失する。若狭(京マチ子)の
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女経(じょきょう)(1960年製作の映画)

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観ればほんのちょっと幸せな気分になれるおはなし。


【第一話 耳を噛みたがる女】
女の嘘と強がり…か。くぅ…きっといつか幸せに成れるさ!いやぁイイね。面白い!
それに、スピーディにコミカルに運ばれる
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静かなる決闘(1949年製作の映画)

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煙草をバカスカ吸う医者のおはなし。


六年間も想い続けてきた女に意を伝えられない主人公藤崎(三船敏郎)や、愛する者の意を解する事が許されない美佐緒(三條美紀)の名状し難き苦しみに、心が潰れてしまいそ
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野獣死すべし(1980年製作の映画)

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勘がいいだけじゃダメなおはなし。


なんじゃこりゃあ!

死んだ顔の松田優作、悪魔が如き松田優作、野獣と化した松田優作、どれもこれもが衝撃的。
殺しを露も厭わず、もはや人非ざる物と化す、ドラマとも言
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洲崎パラダイス 赤信号(1956年製作の映画)

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「赤信号」というのが中々ウィットに富んでいるおはなし。


コロコロと心変わりする蔦枝(新珠三千代)はとても恐ろしく、変化についていけない義治(三橋達也)はひどく情けなかった。そうして2人のすれ違いは
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

パズドラのおはなし。


うるせぇバーカ!と言おうと思ったのだけれど、なんとオープニングから完全に引き込まれてしまいました。クソみてぇにかったるい恋愛映画か!と思いきや、なんとしっかり感動してしまいま
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大魔神(1966年製作の映画)

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ちょっと都合の良すぎる魔神さんのおはなし。


あらましを凡そ知らずに観た為、吃驚しました。時代劇だったのか、コレは!と。

まぁでも面白くございました。
確かに、距離感とサイズ感がイマイチなのは否め
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

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美しい映画を観ました。

触れなければ治らぬ傷を優しく包み込んでくれる丁寧な映画です。許されぬ罪の贖いを認めてくれる温和な映画です。かまいたちの蔓延る社会に於いて、きっと大切な映画です。

なるほど演
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女系家族(1963年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

強かなおっさんもまた面白いおはなし。


すごいモノを観てしまった。

生まれながらの面子に執着する醜き旧家の女たちと、妾にして強く美しく生きる女との対立から凡そ予想できる展開をゆうに超える痛快な結末
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安珍と清姫(1960年製作の映画)

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なんかめちゃくちゃ頑張るおはなし。


表現主義に分類できよう描写がまことに圧巻。自己嫌悪や相剋が、凄まじく照る日や吹く風に依って物の見事に活写されている。また清姫(若尾文子)の麗しい声と艶やかな肌に
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

父をおもうおはなし。


なぜかしら、綺麗な社会では、義理や人情と云う綺麗事が通用しないらしい。余りにも酷い矛盾だ。ひょっとすると、世人は見栄えにばかり目を付けて、その実が醜くなっていることには気が付
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天外者(2020年製作の映画)

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映画はてんがらもんでなかったおはなし。


酷いダイジェスト感。一つ一つのシーンが短く、また余りにも淡白なため、情が移る余裕もない。
龍馬の死も例に漏れず、酷い扱い。それまで盟友と思しき待遇を受けてい
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あの手この手(1952年製作の映画)

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狐が馬に乗って走り回っているようなおはなし。


いやぁ、可っ笑しい!
「"あの手この手"とか云う映画があったな…」
なんて台詞があったけれど、まんま、この映画だし、
「細君が威張ると喜劇に成らないら
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リアリティのダンス(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

デブちん母ちゃんの喘ぎ声で笑っちまうおはなし。


いつもの如く、序盤から怒涛の展開で興奮した。これだ、これだ、これを観たかったんだと云う思い。

ただ、今までの僕のホドロフスキー観…と言うと大袈裟だ
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宇宙の恋(2019年製作の映画)

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ゴミを食うおななし。


愛の為に10年もの歳月をかける強靭な精神よ。なるほど、素敵な物語には、見えぬ努力と忍耐とが必要らしい。

野火(1959年製作の映画)

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おさるさんのおはなし。


光りの中に冴える陰り、陰りの中に冴える照り、広大かつ荒涼とした地の圧倒、その途方のなさが起こす絶望…嗚呼!なんたる映像美!
果たして、本作に於ける撮影監督・小林節雄の働きは
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怪談雪女郎(1968年製作の映画)

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白いおはなし。


与作(石濱朗)が種々の事象に示す反応に、違和感を覚えてしまった。精悍な大根演技が為か、それとも行き届いていない脚本が為か。恐らくその両方な気もするが、とにかく作品にうまく溶解してい
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サミラ(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

赤ちゃんが可愛いおはなし。


たとえ間違いであったとしても、慈しむ心は美しい。赤ん坊は人を美しくする。

ラストにバッグ(象徴かしら)を棄てて、飛行機をバックにそそくさと歩く姿には、異なる形とはいえ
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犬神家の一族(1976年製作の映画)

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臭そうなマスクのおはなし。


陰翳の内に佇む強かな女、障子の奥から此方へ差す微光、嗚呼、美しい。溜め息が出てしまう。
ハイコントラストなモノクロの回想、小気味よいカット割りなどの独特な演出にも興奮。
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ぼんち(1960年製作の映画)

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京さん、若尾さん、越路さん、僕も湯船に入ってよろしゅうございますかなおはなし。


女遊びに現を抜かす若旦那…所謂"ぼんぼん"が、戦前戦中そうして戦後の、大阪は船場にて、立派な"ぼんち"へと成長する又
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噂の女(1954年製作の映画)

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誰が噂の女なのかよく分からないおはなし。


世の中の不条理をどうしても許すことができない、理想家の潔癖根性は、なるほど現実を生きる上では甘ったるいものなのかもしれない。そのうえ、間違った社会でしか生
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花くらべ狸道中(1961年製作の映画)

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トンデモ豪華な和製おバカミュージカル。


こりゃあ、もう笑っちまうよ(^∀^ )ケラケラ

私は二歳(1962年製作の映画)

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僕は二十二歳。


お母さん(山本富士子)の顔面に満遍なく溢れる母性がまあ堪らなくて、恥ずかしながら、その無条件の愛情にうつつを抜かしてしまった。すると、あろうことか、左下顎の親知らずが調子に乗って疼
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卍 まんじ(1964年製作の映画)

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ケツの穴に見えなくもないおはなし。


あんまりにもエロくてしょうがなかった。
特に序盤、中盤、終盤にそれぞれ見せられる光子様(若尾文子)のサービスシーンには、鼻血が全く止まらず、僕の服は真っ赤っ赤。
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サンタクロースになった少年(2007年製作の映画)

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メリークリスマス❗


うわぁ、なぁんて素敵な物語なんでしょう❗
ニコラスが、少年時代に自然の中で友と育んだ友情も、ファンタジックな作業場でイーサッキ(カリ・ヴァーナネン!)と深めた父子の情も、常に変
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