けんたろうさんの映画レビュー・感想・評価

けんたろう

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告白(2010年製作の映画)

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ミステリーといふよりかはサスペンスか。小話の構成およびバランスが丁度よくて楽しい。勧善懲悪大好きな我々をブッ刺してくるやうな内容も面白い。プロットが好きだ。
又た、ガキの発狂などは観てゐて思はず笑っち
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ヨーロッパ(1991年製作の映画)

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アングルやカットの繋ぎ、音楽などに心躍る演出が有り、観てゐて面白い。パートカラーやピクチャ・イン・ピクチャも然り。凡ゆるカットが劇的で見応へが有り、映像演出として秀逸。思はず見惚れてしまふ。テンポが小>>続きを読む

人生タクシー(2015年製作の映画)

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いゝよ監督、タクシーは俺れが運転するよ。


検閲してもしきれない。現実は支配者の思惑どほりに行かない。
むろん其れは映画の作り手に於いても然り。銘々が目的地への道中でカメラを何かに向けるも、全然思ひ
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ファニーゲーム(1997年製作の映画)

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無礼、唐突、不条理。


ルールや理は場を支配した者に依って施行されるものである。又た、尊厳なるものは双方の了解 (≒ ルール ) を基に守られるものである。
家族側の理に従うて生きてゐる我々に取って
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富江(1999年製作の映画)

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と、富江ーー!!!


田口トモロヲが好いなぁ。ヌルっとしてゐながら動きが速く、どこか自暴自棄な雰囲気も有り、意識せずとも目を奪はれる。

富江の顔が中々露はに成らない演出も気に成る。此れがゆゑに菅野
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ソラリス(2002年製作の映画)

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ジョージ・クルーニーの裸。


タルコフスキー版に比べると、技術の進歩を感じさせるクリアな映りで感心をするが、たゞ何うしてかしら魅力を感ぜない。
抑〻プロット自体にダイジェストのやうな印象を受ける。私
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

5.0

お盆映画。


さ、最高だ……
此れ亦たずっと観たかった一作なのだが、矢張り途んでもなく良い作品であった。感動も感動。

先づビジュアルが素晴らしく好い。
メキシコのエキゾチックな香り、死者の国の壮大
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怪談(1965年製作の映画)

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完璧な尺。


久しぶりに観る60年代の映画だからかしら、撮影、照明、音楽、美術に何んだか華を感じる。光りの写りなどは綺麗で堪らない。此れはフィルムならではのもの。加へて、光りと翳りの妙が有り。無駄が
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スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ(2026年製作の映画)

5.0

映画史上最も偉大な作品の一つ。二十一世紀に於ける人類の偉業。先人たちに誇るべき現代の芸術。映画の定義。美の極致。人間讃歌。神話。崇高なる古典。


素晴らしい。余まりに素晴らしい。「スパイダーマン」の
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

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此れ亦たずっと観たかった作品の一つ。漸く観ることができた。
たゞ思ってゐたよりはぱっとせず。

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

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王族がぷらぷら出歩くんぢゃねぇ。


僅か一作で誰れもが納得すべき偉大な王の誕生譚を描いた前作が素晴らしすぎた。敵も含めた魅力的な登場人物、村や都市など舞台に合はせたアクション、技術と伝統を組み合はせ
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

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量子世界版スター・ウォーズ。


前二作のやうな作風とは打って変はって急にスペースオペラ。勿論壮大な世界観は素晴らしい。
たゞ……モチーフがモチーフなので仕様がないとはいへ、アントマンに期待してゐたも
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マーベルズ(2023年製作の映画)

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モニカ・ランボー、幾ら何んでもケツでかすぎないか。


正直余まり期待してゐなかった。公開当時の予告編からして詰まらなさうに感じてゐた。
然しながら、即興チームのマーベルズが思ひのほか好いドラマを形成
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デッドプール&ウルヴァリン(2024年製作の映画)

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ディズニー・スタジオが送る、20世紀フォックスへの愛ひ。


会話がずっと巫山戯てゐて酷くて可笑しくて楽しい。矢張りデッドプール。何んでも有りで最高である。
何んなら本作、20世紀フォックスを買収した
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エターナルズ(2021年製作の映画)

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そんなに人間が好きになったのか、エイジャック。


十人十色とは正に此の通り。其々の立場・心情・能力から成されるドラマの妙。見応へが有る。
途中で明かされる真実など、作中の設定も相俟って、やゝ長尺なが
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サンダーボルツ*(2025年製作の映画)

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セントリー、強すぎるだらう……


題材は面白さうだなと思うてゐた。「悪党だらけの──」「落ちこぼれ達の──」系で云へば『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の例も有るゆゑである。
然し何うにも唆られ
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キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド(2025年製作の映画)

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異常な怪物との闘ひ方講座。


マインドコントロール系であったり、”ウィドウ” といふ呼称が用ゐられてゐたりなど、図らずも『ブラック・ウィドウ』と連続して観るに楽しめる内容であった。
新たにキャプテン
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

フローレンス・ピューが可愛い。


スパイ × 家族モノ。途中までは「ならでは」とも云へるドラマやユーモア、アクションが有り、面白かった。
悪質な教育、訓練、及びマインドコントロールも効いてをり、良い
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PERFECT BLUE(1998年製作の映画)

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現実と幻想の絶え間なき往来に、次第に感覚が揺れてゆく。
何が真で何が幻か。此れは誰れの記憶で誰れの思ひか。観てゐる対象が、延いては視点が揺れてゆく。面白かった。

ポンヌフの恋人 4Kレストア版(1991年製作の映画)

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花火をはじめ、其の彩り及びロケーションが兎角壮観である。ポスター燃やしのカットも凄い。
レオス・カラックスは何年か前に『ホーリー・モータース』を観たきりであった手前、何か滅茶苦茶な作風といった印象しか
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あの夏、いちばん静かな海。(1991年製作の映画)

5.0

一切の無駄を排し、淡々と静かに描かれた傑作。ラストで思はず泣いてしまった。

ガメラ 大怪獣空中決戦(1995年製作の映画)

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アクションも然ることながら、ロケーションが抜群に好く、絶望的で印象的なショットが多い。
画の迫力と云ふべきか。兎角、目に焼き付く。

人間の愚かなる選択が可能性を悉く打ち崩し、延いてはガメラが予言通り
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血と骨(2004年製作の映画)

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淡々と。そして静かに。
冷徹に暴力を見つむる、其の人物との距離感が物凄くいゝ。雰囲気が好きだ

伊藤淳史が北野武へはさすがに無理が無いかと思うたが……

仁義なき戦い 広島死闘篇(1973年製作の映画)

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男と女。
若者の畢生の愛など丸でゴミ屑のやうに扱ひ、たゞ駒として用ゐる薄汚き者め。
おゝ、然うして仁義を通す若者の果敢なさよ。歯痒し。酷く歯痒し。
成るほど此れが東映実録物なのか。其の後のヤクザ映画を
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