なかなかにショッキング
実際に行われた惨劇の72分間をワンカットで映像化
こんな事件があったんだね
知らんかったわ〜
オスロの市庁舎爆破、その後ウトヤ島のサマーキャンプ中に悲鳴と銃声が響き渡り散り散りに逃げ惑いはじめる
まず犯人が見えない、単独なのか複数なのかがわからない
何処から何と為にコレが始まったのか若者たちは知らない
その状況で森へ逃げ惑い錯綜する情報
これはパニックになるわな
なかなか恐怖と臨場感があって良いシチュエーションではあった
主人公カヤに付き従うような目線で描かれているので、その場にいる様な気持ちでは観れる
ただ、証言情報をもとに72分の穴埋め的ストーリーというか時間稼ぎが挟まれているのが惜しい
おい！なんでそっちへ！
とか
お前ゴチャゴチャうるさいねん！
みたいな細かな苛立ちは少なからずある
ただこの視点だからの驚きもあってそこは良かった
単独犯でこの犯行、そして動機に衝撃
たまに現れるこう言ったサイコパスを事前に識別して粛清するシステムが出来ないもんかね〜
それこそ『サイコパス』のシビュラシステムみたいなヤツ
現実に起こる不条理っていざ巻き込まれてしまったら抗いようがないなと思った作品。
まず誰かを助けようとするな
全力で逃走、コレ一択
足を怪我したヤツは押し倒せ
足手まといは時間稼ぎに利用しろ
そして緊迫状況でナンパすな！
バカタレが！
