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ウトヤ島、7月22日のeigayarowのレビュー・感想・評価

ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)
3.0
リアルな恐怖を見る者に追体験させるための、主人公視点でのワンカットという狙いはわかるんだけども、70分以上をこれで押し通すのはやはりダレる部分が多く、見ていて飽きる。
実際に起こったテロ事件を題材にしているだけに、作為的なサービス精神も入れ難いとは思うが、後半の展開とか演出などはもうちょっと何とかならなかったかなという気も。犯人の姿をもうちょっと入れ込むとか。

オールワンカットの映画でいえば2年前の『ハードコア』というアクション映画があり、どうしてもあの作品の創意工夫ぶりと比べてしまって、かなり物足りず。ただ実験的なミニシアター映画に寛容な人なら、この「意欲」の部分は感じ取れるかと。
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