たま

チャーチル ノルマンディーの決断のたまのレビュー・感想・評価

2.0
ゲイリー・オールドマンのチャーチルではありません。

ノルマンディー上陸作戦決行の数日前からの、チャーチルの苦悩と葛藤が描かれています。

第一次世界大戦で自分の作戦のため多くの若者を死に追いやってしまったという懺悔の気持ちから、この作戦に反対を続けるチャーチル。
作戦を恐れる気持ちも分からないではなけど、余りに勝手で単略的な態度にイライラさせられた
ただただ怒鳴ったり威張ったたりしている、頑固な老人にしか見えない。
チャーチルの対論もなく、ノルマンディー上陸作戦の具体的な説明も無く、映画自体がつまらない。

唯一見どころと言えば、ミランダリチャードソン。首相の妻なのに、秘書的な役割を果たしていた。冷静な対応や、苛立ちの表現がなかなか。
あのジイさんに平手打ちしたのがカッコイイ。
それにしても何でそんなにチャーチルをも恐れさせる存在なんだろうか?

ゲイリー・オールドマンの作品ではないけど、近代史が好きなので見たけど、全く無意味でした。
邦題の“ノルマンディーの決断”と言うのも嘘!全然決断なんかしてないじゃないですか!
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