自分が偽善者だと思い知らされるほど、
想像を絶する誰かの苦しみや悲しみ、絶対に見ることはできない若い未来を、ファンタジーに昇華する優しい作品が大好き。
からかったりからかわれたり、心を綴ったり想いを読んだり、手を繋いだりキスしたり、夢見たり夢に現れたり…
子どもと大人の狭間だったあの時間を自分が不誠実に通り過ぎてしまったんじゃないか、
今だって、もしかしたら怠惰な時間を過ごしているんじゃないかと、申し訳なくて不安になってしまう。名残惜しい"彼ら"の分もちゃんとしっかり泳がなきゃ。
「僕を見つけられるのは君だけさ」
「私を助けられるのは私が夢見てるあなただけ」
昨年からちょうどぴったり一周して初めて夢に見たマイオウンゴーストストーリーと、
心を握り潰されるように酷く美しいこの神話を証しだと重ねて…… 記録。
