名匠ロマン・ポランスキー監督による【サスペンス】。
【アクトレス】【パーソナル・ショッパー】の
オリヴィエ・アサイヤス監督が脚本に加わっているが、意外と観やすいかな。
大きな展開があるわけでも無くゆったり…
こゆタイプの作品、個人的に嫌いじゃないな。
母親との生活を綴った私小説がベストセラーとなるが、今はスランプに陥っているデルフィーヌ(エマニュエル・セニエ)のサイン会に熱狂的ファンだと名乗る女性エル(エヴァ・グリーン)が現れる。悩みの相談や本音で語り合えるエルに信頼を寄せ、共同生活を始めるが、やがてデルフィーヌを翻弄し始める…。
監督自身の過去作、【ゴーストライター】のキー
ワードも出てくる←好きなのかなぁ。
半ば過ぎまで【ルームメイト】や【ミザリー】や【女性版 ファントム・スレッド】ぽい⁈と連想するも…
色々深読みすると上手い【ミスリードの罠】にまんまとハマる(終盤ドキッとするシークエンス有り。)ので、ゆったりしたテンポと2大女優の演技に身を委ねて観るのが最適鑑賞方法⁈
綺麗だけど時折ヒステリックになるエヴァ・
グリーンは怖かったなぁ。
4年前前作に続き、監督奥様エマニュエル(老けた
なぁ)起用。今回は、これでもか!というくらい追い込んでいる、汗。
結末は、ほぅ。特に目新しいものでは無いし、明確にしないまでも観客は分かる締め方。(よくあるガッカリな説明し過ぎて無い。)
おそらくオリヴィエ監督(らしい)案だな。