こぅ

告白小説、その結末のこぅのレビュー・感想・評価

告白小説、その結末(2017年製作の映画)
3.9
名匠ロマン・ポランスキー監督による【サスペンス】。

【アクトレス】【パーソナル・ショッパー】の
オリヴィエ・アサイヤス監督が脚本に加わっているが、意外と観やすいかな。

大きな展開があるわけでも無くゆったり…
こゆタイプの作品、個人的に嫌いじゃないな。

母親との生活を綴った私小説がベストセラーとなるが、今はスランプに陥っているデルフィーヌ(エマニュエル・セニエ)のサイン会に熱狂的ファンだと名乗る女性エル(エヴァ・グリーン)が現れる。悩みの相談や本音で語り合えるエルに信頼を寄せ、共同生活を始めるが、やがてデルフィーヌを翻弄し始める…。

監督自身の過去作、【ゴーストライター】のキー
ワードも出てくる←好きなのかなぁ。

半ば過ぎまで【ルームメイト】や【ミザリー】や【女性版 ファントム・スレッド】ぽい⁈と連想するも…
色々深読みすると上手い【ミスリードの罠】にまんまとハマる(終盤ドキッとするシークエンス有り。)ので、ゆったりしたテンポと2大女優の演技に身を委ねて観るのが最適鑑賞方法⁈

綺麗だけど時折ヒステリックになるエヴァ・
グリーンは怖かったなぁ。
4年前前作に続き、監督奥様エマニュエル(老けた
なぁ)起用。今回は、これでもか!というくらい追い込んでいる、汗。

結末は、ほぅ。特に目新しいものでは無いし、明確にしないまでも観客は分かる締め方。(よくあるガッカリな説明し過ぎて無い。)
おそらくオリヴィエ監督(らしい)案だな。
こぅ

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