ぶちょおファンク

騙し絵の牙のぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

騙し絵の牙(2021年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤★2 中盤★2.5 終盤★2

良い点
◯キャラが面白い。
◯騙し合いというかそれぞれの“真の目的”等が明かされると「なるほどぉ〜…!」っとはなる。

気になる点
●演出に上手さを感じない…ってか意図の分からないシーンが序盤から多くこの作風とは合わないと思った。
●劇伴はグルーヴィーでとても良いのだが同じ曲や曲調で何度も聞いてると飽きてくるし、その音レベルが高くて台詞が聞き取りづらい。

☆総評
素材は良いのに調理法と盛り付けはイマイチに感じたが、それなりに面白かった。

フィクションの世界なんでモチロンその表現の仕方はいいんですが、大物作家や新人作家、及び出版社に対してここまでマスコミや世間が大きな扱いをするのがどうもしっくり来ず(とても不況で厳しい業界には見えなかった)、この世界にあまり入り込めなかった。

時代の流れとともに消え行く“紙媒体”で生き残る道のひとつを提案したのは興味深く面白い。

コサキンリスナーにはお馴染みの楠野一郎さんが脚本を担当されている。


2021年322本目(+短編16本)