ぬーたん

バーフバリ 王の凱旋 ≪完全版【オリジナル・テルグ語版】≫のぬーたんのレビュー・感想・評価

4.5
完全版上映最終日に滑り込み鑑賞。
167分休憩なしに、緊張が走る!
トイレは大丈夫か?トイレの位置を確認し、行って、して、戻る時間を推測(笑)迷惑かけないように端っこの席を確保。
水分は取らない!
踊りか歌の時にトイレへGO!だわ。準備OK!
結果…あまりに引き込まれ、あっと言う間の3時間。
トイレも行かず、全部ちゃんと観れて満足。
映画館で観て良かった!
伝説が、踊ったり歌ったりのんびりと進むのに対し、こちらは戦闘アクションシーンが主の迫力ある映像だ。
前回からの続きが気になっていたが、これでスッキリ!
まあ、色々と突っ込みどころ満載で『んな馬鹿な!』と小声で一人突っ込みしてた、何回か。
しっかし、この映画に限っては、おのれに突っ込み禁止令を出す!
プラマイプラで、帳消しのお釣りが来ちゃうもんね。
セリフもアクションもインドの気温並みに熱く、俳優たちの顔は暑苦しいほど濃く、真夏の怪談かと思う生首がキャー(;'∀')
愛と復讐とプライドを賭けた親子三代に渡る壮大な歴史スペクタル。
新しい形のエンターテイメント作品。
アッパレでございやした。

主役バーフバリ(2役)をプラバース。
38歳。189㎝の逞しい筋肉隆々の体。
顔はもちろん、濃いです!
素晴らしい演技だった、バーフバリは彼しか居ない、と思うほど。
人間離れしたアクションは、もう神の如く拝みたくなるほどかっこいい。
身分を明かすのは水戸黄門のようにスカっとするシーン。
ひれ伏すしかない。
民衆と共に生活するシーンには心打たれた。
分け合い助け合い信頼し合うその姿に。
宮沢賢治だわっ。
バラーラデーヴァをラーナー・ダッグバーディー
33歳。プラバースに比肩する長身と筋肉。
顔の濃さも負けてない!むしろ勝った!
でもイケメン。悪役も上手かった。
右目を失明していてドナーから貰ったとのこと。
左目だけで頑張った。
芝刈り機の様なカッター付き戦車で威嚇し、ソーの武器みたいなの持ってブンブン振り回す、強い!
デーヴァセーナをアヌシュカ・シェッティ。
36歳。美しい!
鼻ピアスが耳の方に繋がっているのが気になったけど、とにかく美しい。
『マダム・イン・ニューヨーク』の女優に似ていて、品があって長身でスタイルも良い。
インドの女優さんはみんな綺麗で肉感的で魅力があるね。
バーフバリと3本の矢を射るシーンが良かった。
でも、シヴァガミ相手にズバっと言うし、ちょっと気が強過ぎて、引いちゃうシーンも💦
シヴァガミをラムヤ・クシュナ。
47歳。美しい。
大きな瞳が見開くと益々大きくて、ちょっと怖い。
国母役にピッタリ。
カッタッパ役をサティヤラージ。
63歳。頑張りました。
カッパ?あ、カッタッパね。
カッパのような頭でいらっしゃいます。
つまりハゲ。
このカッパ、でなかったカッタッパが要になっている。
2人のバーフバリを繋ぐ人物でもある。
老いて益々強く、バッシバシとやっつけてしまう!
ビッジャラデーヴァをナーサル。
なかなかの個性的な俳優。
インドの俳優さんは鼻に特徴がある。
この方も鼻の形が変わっている。

最初に、伝説のあらすじを解説してくれるので、復習もでき、すんなりストーリーに入って行けた。
その後の、スポンサーのクレジットが長過ぎて少々シラケたが。
バーフバリが2役なので、ちょっと混乱してしまう。
どちらか錯覚して、あれ?と思ったり。
髪型を変えるとかした方が分かり易かったかも?
スローモーションを使ったアクションシーンや、沢山の兵の戦闘シーン、面白い戦闘方法や、とにかく見せ場が次々と現れ、息つく暇もない。
ファンタジーのようなコメディーのような面もあり、踊りや歌はミュージカルの要素もあるし、色々な工夫をしてあり、楽しめて飽きない。
素晴らしい作品!でも、
この2作をまた観るとなったら…ちょっと長すぎるし疲れそう!
そこがマイナスかな。
ぬーたん

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