来夢

イメージの本の来夢のレビュー・感想・評価

イメージの本(2018年製作の映画)
4.3
エグい。88才の感性とは思えない。流石ゴダール。
暴力性を含めた人間の過去と未来。否定を含めた肯定とも、その逆とも言える。戦争も平和も人のイメージから生まれるものだ。イメージする方向を変えるだけで、人の未来は大きく変わるだろう。自分たちが秘めている暴力性を今一度見つめ直さなくてはいけない。
ってようなことを思ったには思ったけれど、この映画に対してそんなチープな言葉を並べてもなんの意味もないよね。
観て聴いて感じて、そしてイメージするだけです。

沢山の映画が切り貼りされている(日本からは雨月物語も)から、映画好きならそれだけでも楽しめるんじゃないかな。
ゴダール、いい声だよね。
来夢

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