なかなかユニークな一作。
SF設定なのにいきなり車のガレージではアナログレコードでハウリン・ウルフの名曲”Smokestack lightning”がかかっている。
主人公のグレイは70年代くらいのアメ車を整備中、あれ、SFだよねと思っていたら外には未来っぽい自動運転車が走る。
この辺の対比は面白くて導入としては結構いいぞ！
謎の組織に突然襲われ妻は銃でうたれ死亡しグレイも首から下が不随になってしまう。人生に悲観したグレイだがエロンという天才の作ったAIチップSTEMを埋め込むことで体の自由を取り戻す。STEMは意志を持っておりグレイの身体を操りグレイは超人的な力を発揮する。
復讐に燃えるグレイはSTEMの力を借り組織のメンバーを殺してゆく。
次第にSTEMをコントロールできなくなり、、、
STEMもアナログ機器は制御できなかったり、未来カーとダッジチャレンジャーのカーチェイスとかちょいちょいアナログ系グッズが登場するのも面白い。
エロンがちょっとなあ、、、シリアスな設定なのだが 少女漫画に出てきそうなキャラでB級感出てて笑った。
まあ全体的にB級感があるけどきちんとまとまってて面白かった
