みや

猫の恩返しのみやのネタバレレビュー・内容・結末

猫の恩返し(2002年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

猫を助けた少女が無理矢理連れて行かれた猫の国から抜け出すジブリアニメ。
『耳をすませば』の主人公である月島雫が書いた物語という位置付けのスピンオフ。
柊あおいが描き下ろした『バロン 猫の男爵』が原作。

ファンタジー世界の設定が明快で分かりやすく、展開も明るく楽しい。
危機の連続で程よいハラハラ感があり、少女版アクションにワクワクした。
とにかく楽しいエンターテインメント。

ハルちゃんは元の世界に戻った後、全部覚えているのかな。
ムタと出会った場所へ行っても何も反応しなかったから、少し気になった。
覚えていても覚えていなくても、どちらの結末でも後味が良い。

バロン男爵かっこいい。
何といってもムタが最高に好き。
敵キャラも結局は良い人(猫)たちで、微笑ましかった。
どのキャラも好きになれるのは、この作品の魅力だと思う。
みや

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