山ちゃんのジーニー吹替えも観たいけど、歌も吹替えになってるというので映像と違和感ない字幕版をチョイス。
ジャスミン役のナオミ・スコットが美声で字幕で良かった♫
出だしのウィルにおやっ？と思うけど、ちゃんとラストへ繋がってるから上手い。
海からのワクワクさせるオープニング。
主役の２人がピュアでいい。
ウィル・スミス以外は知らない俳優ばかりで、それが変な先入観を持たせないし、役にすんなりと馴染んで良かった。
オリジナルのアニメが面白かったしそれ以上の出来になるかいな？とかガイ・リッチー監督はどんな風に味付けするのかしらん？と思ったのは、実はあまりこの監督の作品と私合わないから。
『スナッチ』は良かったけど、その後のシャーロック、コードネームは世間の評価は良かったけど、自分はあまり‥ね。
でも、今作、監督お見事っした！
ストーリー展開は変にいじらず、ユーモラスなシーンは更に賑やかに作っている。
映像がとにかく綺麗。
衣装や景色、カラフルな色彩も煌めく夜景も、センス良く、やり過ぎなく程よい感じ。
今回は抑えたのが良かった。
さて、アニメ版以上に主役２人は魅力的。
アラジン役はエジプト人でカナダ育ちのメナ・マスード。
背は小さめで、素早い身軽な動きにちょうどいい。
はっきりした顔に優し気な表情。
小さなおサルのアビーとのコンビもしっくりくる。
ジャスミンはナオミ・スコット。
綺麗だけど華やかというよりは可愛らしく、とにかく歌が上手くて聞き惚れる！鮮やかな衣装も見もの。
アニメでは実に個性的に描かれていた、国王と国務大臣は、割とイケメンでさっぱりしたお顔の俳優さん。
国王はホアキン・フェニックス？と最初は思った（鼻が）が全く知らない俳優だった。
ジャファーもどこかで見たような？と思ったけど見た事ない人だった。
レイフ・ファインズに似てたよ。
つまり結構イケメン。それに若いでないの。
いかにも悪役という感じではなく、年齢的にもジャスミンのお相手でもおかしくはない。
そしてランプの魔人ジーニーはウィル・スミス。
凄いねえ。ジーニーにピッタリ過ぎて、他の誰でもダメだウィルじゃなきゃ！と思う程。青鬼のウィルが最高っした。これで吹替をいつもの山ちゃんなら、吹替え版もやっぱり観たいな。
登場からのおふざけシーンもアニメ同様、ジム・キャリーしてて、腕が銃になるとこも『マスク』ソックリだったな。
ゾウに乗っての派手なパレードはディズニーランドのパレードの様で、魔法の絨毯に乗っての空飛ぶシーンはディズニーのアトラクションの様で、もうディズニーランド好きなら、ワクワクして楽しめる。魔法の絨毯、欲しい！
アラジンのアクションシーンも007並みで（屋根から屋根に飛び移るとことか)ハラハラとなる。
そして、ボリウッドかとも思う派手で皆んな仲良しなダンスシーン。
歌も良かった。みんな(本人が歌ってるかは知らないが)上手かった。ウィルもなかなか。
ラスト近くはウルウルと泣けて来て、感情移入しっぱなし。
ストーリー知ってるのに、良かったね良かったね、と首を縦に振るオバサン、ここに在りき😅
この作品を分析すると
20％ボリウッド・20％ディズニーランド・20％007的アクション・10％ロマンス。そして残りの30％がジーニー！ウィル！
ウィル・スミスのひとり勝ちでした。
ラストまで、ね。
あー楽しかった！
