ぬーたん

ワイルド・スピード/スーパーコンボのぬーたんのレビュー・感想・評価

3.0
アクションを楽しもうと吹替版で鑑賞。
しかし、『お前の声が嫌いだ』のセリフにガーーンとなった。
本物はどんな声だっけ?やっぱ字幕だったか…。
ワイルドスピードのことは一旦忘れて、ひたすらド派手なアクションをスクリーンいっぱいに楽しんじゃう!と決めて、過去の裏切りとかカーレースは休戦で。
左右に分けた2人の画面が面白い。目が疲れるけどね。
卵の食べ方が…らしかった。
筋肉&ハゲの共通点はもち長所で、加えてイケメン!
近くで見てみたい、ナンバーワンの男だね。圧倒されて失神しそう。
ホブスのドウェイン・ジョンソンの筋肉は半端ねえ。47歳とは!
腕が太もも位あるし、筋が浮き出てる。
顔から直、腕よ。肩に巨大な筋肉が乗っかってて首がなーい。
デッカードのジェイソン・ステイサムは比べたらかなり小さく見えるけど、頭脳作戦をプラスして強さは負けない。
スーツも似合って、最強のイケメン渋ハゲ。52歳ですぞ。
まさか組むとは思わなかったこのデコボコ2人のバディが、新たな悪に立ち向かう。
悪役はブルクストン役のイドリス・エルバ。
ブラックパンサーかと思った。強過ぎて、アベンジャーズに入ったら良い仕事しそうだわ。
このイドリス、46歳とは思えぬ軽い身のこなし。
新たに放映されてる『刑事ジョン・ルーサー』の主役で、もうそれがねカッコいいの。
そして小さいハゲちゃんの妹にヴァネッサ・カービー。
特に綺麗ではないけど、可愛い。アクションもキマッてる。
大きいハゲちゃんの兄にクリフ・カーティス。
マオリ族出身。どうりでピッタリ。三つ編みがお似合い。
今作は2人の兄弟のみならず、家族が大集合!という何だかホンワカした家族愛を取り戻すという一面も。
母ちゃんがどちらも最強。
ヘレン・ミレンは相変わらず美しい。真っ赤な服と口紅が何と似合うこと。
一方のホブス母ちゃんは、小錦かと思うような体に顔に、ドスコイの迫力で、大きな息子2人がタジタジとなっちゃう。
母は強し!
そしてロック役はライアン・レイノルズ。
好きな俳優だけど、今作の役は許せん。
そう、『ゲーム・オブ・スローンズ』に関するセリフよ。
それは後ほど↓
さて、2人の掛け合いとか楽しいんだけど、意外にもそれほど笑えるほどではなかったかな。
アクションは結構好きだった。
特にビルを降りるシーンは凄かった。
ラストの舞台のチョイスもちょっと都合が良過ぎだけど、まあ盛り上がるという点では良かった。
原始的な武器もホブスに合ってるし。
ワイスピでファミリーを大事にするのが、今作では本当の血が繋がったファミリーの話になっていて、そういう意味ではワイスピだわね。
とは言うもののワイスピ、全部は観てないからいつか観なきゃ。
音楽もノリが良くて好きだった。
ただ、大してストーリーもないのに135分は長い。
最後の方は少々飽きて来て、ランチ後の満腹も手伝って、コクンとなって多分数分寝たかも?
起きたら、雨粒をハジくハゲが目に飛び込んで来た、めっちゃかっこ良かった(笑)
これは映画館で観て正解だったし、楽しかったわ~と思いつつラストへ。
それが…。
はい、ここから先程の『GOT』の話に戻ります。
あのドラマ、9歳の子供に見せたくないのは当たり前。
残酷もそうだがエロいしね。だから、そこは良し。
しかしクレジット後のセリフは一気に冷めたわよ。
勿論、GOTはラストまで観てるから自分的にはネタバレされても痛くもかゆくもないけど、まだ今年の春に放送されたばかりで、そのネタバレはどうなの。観てない人が気の毒だ。
本国ではその辺はどうなのかしら?
ネタバレより腹が立ったのは、その内容。
吹替えで観たから実際のセリフはどうか分からないが、吹替えのその言い方はあんまりだ😢
壮大なストーリーのそこまでの過程は無視して、その言い方はないわね。
ジョンとデナーリスが大好きだから、やめて~!と心の中で叫ぶ!
2013年の放送から、7年かけて毎年楽しみに観て来たファンにとっては、そんじょそこらのドラマと一緒にされたくないと思う。
軽々しく言わないで欲しかったわ。
しかもあれはジョークなの?ウケる話なの?
そのチョイスが全くイミフですわ。
爆弾を最後に落としたわね。
というわけで、一気に冷めて一気に評価がガタ落ちになり劇場を後にした。
はい、-1.0、あの短いセリフで。
学生が多かったせいか、終わってから周囲はざわざわしていた。
こんなことも珍しいね。
ぬーたん

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