ショウコ

ファイナル・デッドゲーム 降霊鬼のショウコのレビュー・感想・評価

3.2
んん〜無個性!廃工場にタンクトップ+ホットパンツ巨乳女子、うっかり召喚しちゃった悪魔にチェンソー…スラッシャーの見た目まで地味。ただの発想貧困なのかそれとも外せないチェックポイントなのか🤔
でもパーツ組み替えただけの低予算なりにやりたい事やったった!って感じで結構楽しかったです

原題になってるジャケ写のナックルボーン氏はナチスからオファーを受けた事もあるベテラン悪魔😈呼び出しはいつだって突然です。1944年に召喚されたかと思えば次は1967年そして2007年…各時代に瞬時に適応する力が問われますよね。触った事も無いような武器も使いこなさなきゃいけない

今回はエロパリピって事で(そうかナウな若者には下世話なジョークがウケるのだな)と速やかに順応→ファンキーに下ネタ連発しつつ股間ばっかり責めてました。チェンソーはお尻に入れるものじゃないよ!

死体の数を増やすためだけに配された犠牲者グループもえっちな事してたしKB氏が調子に乗るのも仕方ない。ジェネレーションギャップの架け橋はいつの時代もエロである。むしろ彼の得意分野っぽかったし、脳天カチ割りなんかに浮気せず全てシモで統一したら良かったのに

「飛び道具は卑怯だぞ」って台詞には真面目さも見られます。もし呼び出したのが文芸サークルの人達だったら詩でも詠みながら殺ってたかも知れない…など伸びシロは感じられました




「ヒロインは自殺未遂で地獄に片足つっこんだ経験がありKB氏と面識がある」という超美味しそうなエピソードはうまく料理できなかった様ですが、悪魔を地獄に送り返す儀式の攻略法には目からウロコ。実演されてみればナルホドーで私は感動した✨ラストも綺麗にオチてます

グロは絶妙に断面を見せてくれないタイプ。合体中ちんカットからの返す刃で女体ナマス斬りなんて見せ場のハズなのにアッサリ流しちゃって勿体ない!画づくりも肉塊表現もチープでしたが、召喚主の「内側」から登場するなど何かと骨の存在を感じさせてくれる点は良かったです

召喚アイテムに手首の骨を使用するから…ってのが由来だと思いますけどカッコいい名前!ただ「成人男性の骨」ってわざわざ矛盾の発生する設定にしたのは何故なのか🤔ちゃんとhuman maleと言ってたし字幕ミスではなさそう
ショウコ

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