大好きな映画はたくさんあるけれど2004年『コーラス』もそのうちのひとつです。そして本作の制作が『コーラス』を手がけたニコラ・モヴェルネだと知って納得でした。
バイオリニストとしての仕事がなく移民地区の小学校の音楽クラスにやってきたシモン やんちゃな子供たちと音楽を作り上げていくことで人生の喜びを取り戻していく。
シモンが騒々しい子供たちの前で初めてバイオリンを弾いたときにそれを聴いた子供たちが息を呑む様子がとても良かった。
音楽のちからってすごいな。
シンプルで素直な良作だと思います。
原題 ″La Melodie″