アンダーソンGK

魂のゆくえのアンダーソンGKのレビュー・感想・評価

魂のゆくえ(2017年製作の映画)
4.0
ポール・シュレイダー監督作。
戦争で息子を亡くした牧師が、その宗教を全うする中で生じる葛藤を描く物語。
ブレッソン・ドライヤー・ベルイマンの宗教作品とも比較される4:3の映像様式は、見応えがあった。

宗教や精神性によっては救われ切れない主人公や登場人物たちが、結局は肉体的なモノによって、自分たちの危機を克服しようとしている作品なのかな、という気がした。